結果的にペット保険選びを失敗し、後悔しました。
ペット保険は必要と思っていたので加入していましたが、ペット保険は本当に必要?
それとも いらない?
病気にならず保険を使わないまま過ごせることがベストですが、安心料と思っていた保険も安心ではなくなる日が来ることもあるのだと痛感しました。
保険を検討している、見直しを考えている、これからペットを迎えようとしている方たちにペット保険の現実もぜひ知ってください。
気になる医療費=お金の話で生活も左右する大切なことであり、保険の仕組みはわかりづらいのですが、実際に経験したことをまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
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もくじ
ペット保険 更新できないことがある
ペット保険の継続更新ができない当事者になって、継続できない保険があることを知りました。
ペット比較の一覧を見るとわかるのですが、
各社「終身」「原則終身」「制限なし」など
保険会社によって表現や定義、基準が異なるので、どういう意味なのか規約を確認しないとこの言葉だけではとてもわかりづらいのです。
保険の規約は「更新できない場合があります」と記載はありますが、どうなったら継続更新できないか、具体例の記載はありません。
具体例があれば、
など、選ぶ際の1つの判断目安や心構えにはなりますよね。
ペット保険の会社から継続不可の通知
2021年7月に肝細胞がんの手術をした2ヶ月後、加入していたペット保険会社から継続不可の通知が届きました。
13歳にして初めて大きな病気・手術をして「やっぱりペット保険は必要だった!入ってて良かった!」と思っていた矢先、もしもの備えが【もしもになった途端断られた】のです...
病気やシニアになった時のために0歳から12年9ヶ月加入していたペット保険。13歳で予想外の無保険になってしまいました。
13歳シニアはこれからが医療に関わることが多くなるのに…まして病気になったら、そのための保険のはずなのに…
病気になった途端、保険が打ち切りになるなんてまったくの想定外で保険選びを大後悔しました。
保険が打ち切りになった内容のSNS投稿は、66万回以上再生され約300名のコメントも集まりました。
各保険会社に実際に加入している方の声や「保険は必要ない」などリアルなご意見などが見れます。
ペット保険の投稿はこちら
モコの「肝細胞がん」の記録、診断書や入院・手術費の明細などの詳細はこちらからご覧いただけます。
ペット保険が継続できない理由
保険金の支払いが、今まで払ってきた保険料を上回ったので、病名からしても継続の契約はできない。
ただし、年更新の契約満期日までは保証します。というものでした。(当時、更新月を2ヶ月きった状況)
《通知内容に記載されていた要点》
▫️直近2年間掛けていた保険料に対して、保険会社が支払った保険金が上回った。
▫️病名から次期以降も同等程度の支払いが続くことが見込まれる。
▫️契約期間の保険料に対して同期間の保険金支払い金を比較した結果更新できない。
書面には「病名からして」と記載がありました。
がん=悪性腫瘍の場合、治療や手術費など高額で長期にわたるため継続不可の対象になってしまうようです。
保険会社に電話で確認しましたが、そのような認識の回答がありました。
通知には具体的な金額を考慮した結果、更新できないと記載されていました。
《通知内容に記載されていた実際の金額表示》
▫️直近2年間の保険料131,860円に対して、664,507円支払いをしている
▫️病名から次期以降も同等程度の支払いが続くことが見込まれる
▫️全契約期間の保険料516,890円に対して同期間の支払い金686,535円を考慮した結果、継続契約できない
保険料が上がります。今後はかかった病名の支払いは対象外になります。
ではなく、
いわゆる 損切りでした。(自社が損した時点で継続しない)
《わかったこと》
▫️ペットでいう「終身」とはたいてい、保証の契約が続くということではなく、更新できる年齢に上限がないという意味
▫️更新時に審査がある保険会社では年齢上は更新できても健康状態などにより、更新できないこともある
▫️保険会社により、健康であっても規約に記載のあった年齢に達すると更新できない保険がある
12年9ヶ月で払った保険料は516,890円
平均すると月々3,378円になりました
ペット保険を比較してみました
ペット保険会社から更新不可の通知が届いたあと今後のシニアライフを考え、13歳でも入れる保険を探しました。
インスタグラムのフォロワーさんたちも加入できそうな保険を教えてくれたり、当時いろいろ調べてみました。
ペット保険を一括で比較できるサイト大切なペットの保険選びは保険スクエアbang!/ペット保険 では、10社、30プランから比較できます。
ペット保険の資料も無料で一括請求できるので、比較や規約をしっかり見比べる時に便利で役立ちます。
14歳でも加入できる保険が1社のみ、アニコム損害保険のしにあプランが2つありました。
モコも当時このしにあプランを見つけて「加入できる保険があった!」と喜びましたが「がん」にかかったため加入できませんでした。
年齢が対象であっても既往歴により加入できない場合がありますので、ご確認ください。
極端ですが、アニコム損害保険のしにあプランなら、対象となる既往歴がなければ19歳でも20歳でも保険が加入できるということです。
ただし、しにあプランは通院が対象外、入院・手術のみ補償のようなのでご注意ください
ペット保険 選べるリミットは12歳
13歳以降でも加入できるペット保険はありますが、通院が対象外になることがわかりました。シニア期は何かと病院に行くことも増えるため、通院も対象になると心強いですよね。
シニア期前から加入している場合は、補償内容が継続できて通院でも対象になるようです
同じ年齢でも加入時年齢やプランによって、対象が異なりますのでご確認ください。
12歳がペット保険を選択できる最後のボーダーラインのようです。
12歳なら通院も対象になるペット保険会社が1社・2プランありました。
年間の通院回数が22日の上限がありますが、毎月1~2日であれば頻繁にケガや病気をしなければ十分かもしれません。
ペット保険 選択肢が多いのは7歳まで
7歳なら30プラン中、28プランのペット保険に加入できます。シニア期突入前のボーダーラインは7~8歳なのでしょうか。
加入者の多いアニコム損害保険の場合、8歳になると「しにあ保険」になるため、8歳で加入した場合通院が対象外になってしまいます。
ご検討中の方は、8歳までに手続きすることをおすすめします。
アニコム損害保険は通院も補償になるプランに加入できるのは7歳11ヶ月までのようです。
9歳・10歳になると一気に減り、18プランになります。この年齢になると自動的にシニアプランになるペット保険もあります。
11歳以降はさらに減り、加入できるペット保険は2社・5プランになります。
選択できる最後の年齢が12歳のようです。12歳なら通院でも対象になるプランがありました。
年齢により、加入できるプランがあっても通院が対象外だったり、上限金額や回数制限を設けてるプランがあるので、選択肢が多いうちに保険加入が必要であるか加入しないでペット預金にするのか検討しておくことが大切です。
ペット保険選び 抑えておくべきポイント7つ
ペット保険を選ぶときは、下記の7つのポイントを最低限抑えて比較することがおすすめです。
選ぶ時の抑える7つのポイント
- 通院1日の上限金額
- 年間の通院回数や上限金額
- 手術1回の上限金額と回数制限はあるか
- 免責はあるか(自己負担金額はあるか)
- 窓口清算できるのか、一時立替か
- 何歳まで更新できるのか(保険の満期はないか)
- 「がん」など病気になったら更新できない可能性があるか
*7つ以外もありますが、最低限抑えるポイントを記載しています。
加入していたペット保険のアクサダイレクトは、通院の治療費、入院・手術の一回の限度額や回数の制限はほぼなく、1年間の上限金額以内であれば、対象になる疾患は支払われるというものでした(2021年11月加入時点)
*年間の上限金額はプランによって異なりますのでご確認ください。
ペット保険のアクサダイレクト公式サイトに下記のように記載してあります。
保険金の支払限度額内なら、保険金の支払回数に上限がありません
通院回数や1回に支払われる金額などに上限がない場合、年間や契約期間で保険金が保険料を上回った時点で更新できなくなるかもしれません。
*保険会社やプラン内容によりますのでご注意ください。
ペット保険会社や各種プランにより、年間や1日の上限金額や通院回数が全然違いますので、まずは比較してから選ぶことをおすすめします。
わんこの年齢と犬種を入力するだけで、10社の比較がカンタンにできるのでやってみてくださいね。
さいごに
保険会社によって規定は様々だと思います。違いがとてもわかりづらく、病気になってはじめてわかることが現状でもあります。
大病して入院や手術をしたら更新できない保険だったことも当事者になって知りました。
皆さまも後悔をしないよう、保険が本当に必要か、いらないのか、慎重にお選びくださいね。大切なペットちゃんのために・・・
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